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連載「(仮題)痒いところございますよね?」~1年目の壁~

  • 2018/08/01
  • 連載
連載シリーズ

回想録:(仮題)痒いところがございますよね?」



美容師生活30年を過ぎ、今まで関わったお客様はもう
数えきれないほどの方々とお会いしました。
それだけたくさんの人と関わると、色んな出来事は
あるものです。

そんな今までの経験の中から、笑える出来事、
笑えない出来事、人間って面白くもあり
難解で不可思議なところを面白おかしく
シリーズで綴ろうと思います。

注※内容は人に対しての侮蔑などでなく、出会い 経験させてもらい成長させて頂いた感謝の
 ブログになります。内容に関するものに、深い意味はなくあくまでも経験談を書くものとします。
個人情報保護の観点から、人の名前などは 仮名とさせていただきます。
軽い気持ちで人の奥ゆかしさ、変さ、愛すべき個性などを楽しんで頂ければと思います。




「一年目の壁」

社会人としての意識を高く持ち活きこんで見たものの
毎日先輩に叱られる毎日でした。

■壁にもたれるな!
■ヘルプしてる時のダルそうな姿勢を直せ!
■猫背を直せ!

要は自然体の姿を指摘されるわけです。
今までいかに、何も考えずに育ってきたか?というのが
大人たちには見えたのでしょう。

まず、美容師の最初の技術習得はシャンプーからです。



実は、当時の美容学校というのはあくまでも
国家試験対策のための学校的な要素が強く
実践向きでなかったため、サロンに就職しても
ほぼほぼ何も出来ない人が多かった。


ので。。。。当然、学校でのシャンプー経験というのは
皆無に近く、ゼロから始めないといけません。

レッスンも昼間のサロンが空いている時間に
先輩の頭を借りて慣れない手つきでおっかなビックリで進めます。


当然、出来るわけがないのですから怒られもって
やるので、頭がどんどんパニックになるのです。
先輩2~3人から色々とアドバイスを受けるのですが
色々言われ過ぎてどれが正しいのかがわからない。。。。

【ワンポイント】

ここで気付きがあった。まだ頭が整理が出来ていない人間に
詰め込むのは効率が悪い。なので、基準を教えるのは1人の
人間が教えるべきだ。

慣れたころに、他のアドバイスをうけることによって
何を言われているのかが理解しやすい。


僕はもともとドン臭い方で、色々やらかしてしまい
そのせいもあって、1年先輩の失敗も
「木村がやったんちゃうか?」と、
一旦、僕のフィルターを通して犯人捜しが始まります。


「これはドン臭いヤツの宿命だ!!」






その後、シャンプーが出来るようになると、トリートメントや
カラーの塗布、パーマ巻きとアシスタント業務習得が
夜遅くまで行われます。


【ワンポイント】

今までの流れの内容は、今の時代に合わない事柄が多いのです。
レッスンの時のパワハラ・モラハラなんか当たり前で
僕が今の時代に新人なら訴えれば確実に勝てるでしょう(爆)

営業時間終了後からのレッスン。こちら今では残業扱いとなります。
最近では、お昼間にレッスン時間を取り残業ゼロに取り組むサロンも
増えてきております。良くも悪くもニュートラルな時代になっています。



さて、シャンプーが出来るようになりいよいよお客様に入客です!!



続く。


【大阪市港区弁天町の美容室|「Marvelous Hair Make Factory」】

住所
〒552-0007 大阪市港区弁天町1-6-38オトハウス101/dd>
営業時間
火・木・金・土 AM10:00〜19:00/ 水・日・祝 AM10:00〜18:00
定休日
毎週月曜日・第1、3火曜日
最寄駅
弁天町駅
電話番号
06-6576-7009

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